今回はホタルスイッチについて見ていきましょう。
▼ホタルスイッチとは
ホタルスイッチとは、照明がOFFの時に光る“照明スイッチ”のことです。
暗闇でみると、スイッチのランプが蛍の光のように見えることから、その名が付きました。
正式名称は「位置表示灯スイッチ」と言います。
▼ホタルスイッチの種類
ホタルスイッチには「ネオン管タイプ」と「LEDタイプ」があります。
■ネオン管タイプ
ネオン管タイプのホタルスイッチとは、ネオンガスを用いた発光現象を利用した照明スイッチのことです。
発売当初はオレンジ色のネオン管でしたが、次第に緑色のネオン管に変わりました。
■LEDタイプ
LEDタイプのホタルスイッチは、照明スイッチのランプ部分がLEDになっています。
ネオン管タイプの後に登場したのが、このLEDタイプで、緑色のLEDの他にも、白色のLEDも発売されています。
▼ホタルスイッチの消費電力
日頃から点灯している時間帯が長いホタルスイッチの気になる消費電力についても見ていきましょう。
一般的に使用されることが多い、100V用のホタルスイッチの1時間(1個)あたりの消費電力は、0.04W以下です。
1日20時間点灯したと考えても、消費電力は1日あたり0.8Wとなります。
1か月であれば、0.8W×30日=24Wになるので、電気代としては、1ヶ月あたり0.6円前後という計算になります。
ホタルスイッチは消費電力が低いので、1つのご家庭にホタルスイッチが10個あったとしても、1ヶ月の電気代は6円(0.6円×10個=6円)ほどという計算になります。
▼まとめ
ホタルスイッチの修理業務をおこなう場合は、第二種電気工事士の資格が必要です。
弊社では専門資格を持つ経験豊富なスタッフが、どんな照明トラブルも迅速に解決いたします。
照明設備の
LED化工事や太陽光発電設備工事も、ぜひお任せください。