漏電の原因について
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2022/08/03
コラム
電気配線や電化製品などから電気が漏れてしまうことを漏電といいます。
電気が通常通るルートをはずれて流れてしまうと漏電という現象が起こってしまいます。
今回は、漏電の原因について簡単にご紹介していきたいと思います。
▼漏電の原因
■水濡れ
水は電気を通しやすく、電気が水を伝って正常なルートからはずれて漏れてしまい漏電してしまうことがあります。
湿気の多い場所にある洗濯機やコンセントに水が触れてしまうと、漏電の原因になります。
電化製品を濡れた手で触ることも避けましょう。
■電化製品の経年劣化
本体自体の劣化はもちろん、絶縁処理された部分も劣化し剥がれ、漏電に繋がってしまいます。
■電気コードの外傷
普段、電気コードを引っ張ってプラグを抜いていたり、電気コードを束ねる、曲げる、折るといった状態で使っていると、過熱でコード
が溶けてしまい漏電に繋がります。
家屋の隙間から入ってくるネズミなどに電気配線をかじられ、傷つけられ漏電の原因になることもあります。
■家屋の劣化
家屋が劣化すると、屋根や壁から雨水が入り、雨漏りすると配線や器具が濡れてしまうので漏電してしまうことがあります。
■コンセントとプラグの間のホコリ
空気中の湿気をホコリが吸ってしまうと、漏電し発火に繋がることがあります。
■タコ足配線
一つのコンセントで使える電力は決まっており、元コンセントの電流量以上の電流を使うのも原因の一つになります。
■塩害
配線に塩分が付着してしまうと、腐食による劣化で絶縁体が落ちやすく漏電しやすくなります。
▼まとめ
漏電は感電や火災など、場合によっては人の命を一瞬でうばってしまうとても危険で恐ろしいものです。
日頃からきちんと対策をしておきましょう。
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